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能年玲奈、のんに改名後、アニメ映画主演で女優業再開!


女優の「のん」こと能年玲奈さんが、こうの史代さん原作の「この世界の片隅に」で、アニメ映画の主演声優としてデビューし、女優業再開することがわかりました。

この作品は、第13回(2009年)文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞を受賞しており、他にも読みたい漫画として1位に選ばれています。

内容は、戦争中の広島を舞台としており、18歳で広島市江波から呉に嫁ぎ主婦となったすずが、大切なものを奪われながらも希望を持って生きていくストーリーです。

片渕須直監督が「のんさん以外のすずさんは考えられない」と、のんさんの声に惚れ込みオファーを出し、戦争に目を背けてきたのんさんが正面から向き合った結果、主演声優に選ばれました。

2016年11月12日から放映されます。

偶然にしてもよくできているのが主人公の「すず」という名前で、日本テレビ系列「学校のカイダン」で主演が決定していた能年玲奈さんが事務所との対立で結局は出演を断り、その結果、代役として選ばれたのが広瀬すずさんです。

このことで、能年玲奈は露出が激減し、逆に広瀬すずさんは大人気でCMでもよく見かける存在となりましたが、「すず」という名前に因果を感じます。

二人とも若いだけに、今後の活躍に期待ですね。

能年玲奈と前所属事務所とのトラブル

能年玲奈さんと言えば、2013年4月スタートのNHK連続テレビ小説「あまちゃん」で全国的な人気となり、最終回前後には「あまロス症候群」というドラマが終わることへの寂しさを表す言葉も生まれました。

実際には、ドラマも映画も2010年から出演しているのですが、あまちゃん以前は能年玲奈さんのことを知らない人がほとんどでしたね。

そして、あまちゃんで人気になった能年玲奈さんがこれからも活躍すると思った矢先の2014年、ドラマ「世にも奇妙な物語14春の特別編」、映画「ホットロード」と「海月姫」だけの出演となり、その後はCMでたまに見るだけになりました。

その時にあったのが前所属事務所とのトラブルで、以下のことが問題となったとされています。

  • 働きたい能年さんに対して、前所属事務所は仕事をセーブ
  • 給料が安い
  • 能年さんが勝手に事務所(株式会社三毛&カリントウ)を設立
  • 能年さんが演技指導の先生から洗脳を受けていると虚偽の情報を流出

能年玲奈さんは見た目も話し方もオットリしており、フジテレビ系列「とんねるずのみなさんのおかげでしたの食わず嫌い王決定戦」に出演した際も、その天然ぶりでその場を和ませ、最後は木梨憲武さんの実家で自転車をプレゼントされて嬉しそうに乗って帰って行ったのが印象に残っています。

優しく、老若男女から親しまれる存在で、私自身も好意的なイメージを持っていますが、所属事務所とのトラブルでも一切引かなかったことから信念の強さは凄そうです。

結局、能年玲奈さんは前事務所とは契約延長せずに辞め、新事務所「株式会社non」を設立して仕事を再開しました。

ちなみに、ネットを最大限に活用して情報を発信されているので、気になった方はご覧ください。

能年玲奈 ツイッター
能年玲奈 ブログ
能年玲奈 インスタ

能年玲奈から「のん」への改名理由

能年玲奈さんが活動再開を機に発表したのが、「のん」への改名です。

能年玲奈は本名であり、全国的な知名度もあるだけに、多くの人が「何で改名するのか?」と疑問を持っていましたが、どうやら前事務所が能年玲奈の名前を使うことにクレームを付けたようです。

芸能界の改名事件で一番大きな問題となったのが、「加勢大周」という名前ですが、これも前事務所社長が、「自分が考えた芸名だから使うな」と訴え、対抗馬として「新加勢大周」のデビューを発表しました。

結局、新加勢大周さんは「坂本一生」と改名し、加勢大周さんがそのまま名前を使い続けましたが、売れると名前も大切な価値を持ちますね。

能年さんは本名なのでその名前が使えないことを気の毒に思いますし、改名発表の時もそのことには一切触れないいじらしさがますます応援したくなります。

ちなみに、2016年8月現在、前事務所のホームページにはプロフィールがそのまま残っており、前事務所は退所を認めていないようです。

洗脳騒動や引退報道など、トラブル続きですが、笑顔でテレビやスクリーンに登場する能年玲奈さんを待ちたいと思います。


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