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長嶋茂雄の生家が荒れ放題な場所に!千葉県佐倉市住民が困惑


雑草

長嶋茂雄さんは、読売ジャイアンツで王貞治さんとともに大活躍し、引退後も監督として結果を残してきました。

その功績を認められ、2013年には愛弟子とも言える松井秀喜さんと共に国民栄誉賞を受賞しています。

そんな国民的スターの長嶋茂雄さんが高校まで生まれ育ったのが千葉県佐倉市であり、街はそれをアピールするように、京成電鉄臼井駅前には「ようこそ 印旛沼湖畔のまち 長嶋茂雄さんのふるさと佐倉市臼井へ」の看板が掲げられ、母校である佐倉市立臼井小学校の校門には「巨人軍 長嶋茂雄」と刻まれたプレートが埋め込まれています。

千葉県佐倉市にとって長嶋茂雄さんは誇れる存在なのです。

長嶋茂雄さんの生家がある場所として住所も知られているので、ファンの方が訪れて、見たり、写真撮影をすることもあります。

しかし、2016年、長嶋茂雄さんの生家の近隣住人から苦情が出ているというのです。

何があったのでしょう。

長嶋茂雄の生家が廃墟化!不法投棄や害虫被害に苦しむ近隣住人

長嶋茂雄さんの生家は小学校のすぐ近くにあり、元々田んぼだった広大な土地に建てられた一軒家です。

長嶋茂雄さんの両親が他界後、長嶋さんの兄が相続し、その兄も5年ほど前に亡くなって、今はその息子さんが相続しています。

しかし、誰も住むことなく廃墟化したため、元々田んぼというぬかるんだ地面により蚊や羽虫が大量発生し、ネズミや蛇なども出るようになったそうです。

そして、雑草が生い茂り、蔦が近隣住人の敷地内に侵入する有様。

さらに、不法投棄で悪臭の問題も発生しています。

いくら長嶋茂雄さんが偉大であっても、近隣住人はこれに我慢できず、行政に「強制解体」を申し出る寸前の状態だそうです。

長嶋茂雄さんの財力ならすぐに解体できそうですが、すでに自分の所有ではないので、その権利もないし、義務もありません。

空き家条例や法律

日本では、今、増え続ける空き家が問題となっており、地域によっては空き家条例が制定されて、空き家の維持管理を義務付けられています。

しかし、すべての地域ではないので、全国的に及ぶ必要があるでしょう。

酷い場合は行政代執行で解体され、それに要した費用は義務者に請求されます。

ちなみに、民法では、隣から伸びてきた枝を勝手に切ることはできず、所有者にお願いしなければなりません。

逆に、隣から根っこが伸びてきた場合は、勝手に切ることができますが、それで枯れてしまった場合は損害賠償責任を問われることがありますし、そうでなくても隣人トラブルになる可能性があるので、一応、根っこを切る許可は得た方がいいです。


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