高橋名人ゲームが超下手、子供をだましていた！しくじり先生
2017年5月28日放送の「しくじり先生 俺みたいになるな！！ 」の先生は、ゲームの達人・高橋名人さんです。
ゲームセンター、ゲーセンゲームの家庭版、ゲームウォッチの順に来て、ゲーム人気を決定付けたのがファミコンでした。
そして、そのファミコン世代である現在40代、30代に絶大な人気を誇っていたゲームの達人が高橋名人であり、シューティングゲームで1秒間に16連射できることで、当時は、子供たちの憧れの存在になっていたのです。
しかし、約30年の時を経て、「しくじり先生」で、本当はゲームが超下手なのに、ゲームが上手いと偽って子供たちをだましていたことを告白しました。
さすがにショックを受ける人もいそうです。
高橋名人ってどんな人?
高橋名人のプロフィールは、次のとおりです。
【ニックネーム】 高橋名人（たかはしめいじん） ※本名：高橋利幸（たかはしとしゆき）
【生年月日】 1959年5月23日
【出身地】 北海道札幌市西区
【血液型】 O型
【身長】 163cm
【体重】 68kg
【趣味】 ツーリング、映画鑑賞
【特技】 16連射、辛い物を食べる、専門知識の翻訳
【資格】 第一種中型免許、大型自動二輪免許
【高校】 東海大学付属第四高等学校
【最終学歴】 北海道自動車短期大学中退
【事務所】 Be.Brave Group、アミュレート
高橋名人は、東海大学付属第四高校卒業後、北海道自動車短期大学に進学しましたが、スーパーマーケットでのアルバイトに明け暮れ、結果、3ヶ月で自動車短大を退学し、スーパーマーケットに就職することになりました。
その時、たまたま入ったパソコンショップでパソコンを購入し、これが高橋名人の人生を左右することになります。
最初は使わず放置していましたが、勿体ないと思い、パソコンの使い方を勉強しました。
そして、3年間働いたスーパーマーケットを辞め、カルチャースクールで教える立場になったのです。
当然、生徒から質問され、それに答えるために高橋名人もさらに勉強し、パソコンの知識を高めていきました。
その後、高橋名人はハドソンに入社し、子供の憧れの存在になったのです。
「高橋名人の冒険島」シリーズが発売され、大ヒットしたことを考えれば、その人気の凄さが分かるでしょう。
ビートたけしさんや中山美穂さん、舛添要一さんらのファミコンゲームが発売されていますが、高橋名人は少し前まで一般人でありながらゲームキャラクターに採用されています。
高橋名人の誕生秘話、ゲームが下手な理由
高橋名人は、ハドソンがファミコンへの参入時期に、営業部から宣伝部に異動となりました。
そして、ファミコンを通じ、ハドソンは月刊コロコロコミックと密接な関係になり、宣伝部の高橋名人もコロコロコミックと仕事をするようになります。
1985年3月15日、百貨店の屋上で行われたコロコロコミックのイベントに参加した高橋名人は、ゲーム「ロードランナー」を実演したところ、多くの子供たちにサインをねだられる状態になりました。
これに目を付けたハドソンが、ごく普通の会社員であった高橋利幸さんに、「高橋名人」になるように指示し、ここの高橋名人が誕生したのです。
特にゲームが上手かったわけではないので、ゲームが下手で当たり前。
ゲーム会社の社員であるにもかかわらず、「ゲームは1日1時間」という発言をし、役員会が開かれるほどの問題になったこともあります。
それでもゲーム名人を演じるために、最初の2分間だけ猛練習し、16連射も努力しました。
当時から、「16連射は嘘じゃないか?」「強力なバネを使っているんじゃないか?」などの疑いの声はありましたが、16連射は真実で、嘘はゲームが上手という根本だったのです。
「しくじり先生」で、オードリー若林さんから、スーパーマリオでどこまで行けるか聞かれ、「1の3」と答えましたが、これは下手過ぎますね。
こんなゲーム下手な人に憧れていたことに、ショックを受けている人も多いのではないでしょうか?
高橋名人は、ストレスと過労で全身にじんましんが出るほど辛かったそうですが、仕事とはいえ、子供をだましていたことに違いはありません。
2011年5月31日、高橋名人はハドソンを退社し、ゲッチャ・コミュニケーションズ、株式会社MAGES.と転職した後、2014年6月にゲーム業務を行う株式会社ドキドキグルーヴワークスを設立し、代表取締役名人という役職に就いています。
嘘から始まった高橋名人ですが、それが切っ掛けで、人生のほとんどをゲームと関り続けることになりました。
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