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尾畠春夫のプロフィール!スーパーボランティアになるまで


 

 
 
 
 
 
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朝日新聞さん(@asahi_shimbun)がシェアした投稿

2018年9月23日放送のTBS系列『情熱大陸』は、ボランティアの尾畠春夫さんです。

2018年8月、山口県周防大島で、2歳男児・藤本理稀(よしき)ちゃんが行方不明となりましたが、県警・消防380人が捜索活動しても見つけられませんでした。

そのニュースを知った尾畠春夫さんは、単身で山口県を訪れ、藤本理稀ちゃんの家族に「私が抱きしめて直にお渡しします」と約束すると、「子供は高い所に上る」という経験則に基づき山を登り、捜索開始からわずか30分で発見。

警察から藤本理稀ちゃん引き渡すように要請されるも、罰を覚悟で家族との約束を守り、直接、藤本理稀ちゃんを届け、一躍、有名人になりました。

しかし、尾畠春夫さんの活躍は、今回だけではありません。

人のために、第2の人生をボランティア活動に費やし、「スーパーボランティア」と呼ばれている尾畠春夫さんの素顔に迫ります。

尾畠春夫ってどんな人?

尾畠春夫さんのプロフィールは、次のとおりです。

【名前】 尾畠春夫(おばたはるお)

【生年月日】 1939年10月12日

【出身地】 大分県国東市安岐町

【身長】 161cm

【趣味】 登山

【最終学歴】 中学卒業

【職業】 ボランティア

尾畠春夫さんは、繁盛している魚屋を経営していましたが、65歳で廃業し、ボランティア活動を始めました。

現在は、年金生活をしており、収入は、国民年金が月に5万5000円入るだけです。

そのお金を使い、ボランティア活動を続けています。

中学校へは4ヶ月しか通っていないため、夜間の高校に通って勉強するのが夢です。

ちなみに、家族は、妻と息子、娘がおり、孫も5人います。

尾畠春夫スーパーボランティアの軌跡

尾畠春夫さんは、下駄職人の父親と専業主婦の母親の間に生まれた7人兄弟の上から4番目です。

ちょうど、下駄からゴム製の靴に変わる時代だったこともあり、父親の仕事は不振で、貧しい生活を強いられました。

そして、尾畠春夫さんが小学5年生の時に、母親が41歳で亡くなったことで、父親が酒浸りになり、状況が一変します。

「大飯食らい」との理由で、兄弟の中で尾畠春夫さんだけが、農家に奉公に出されたのです。

父親を恨むこともありましたが、奉公先の夫婦を両親と思い、言うことを聞いて一生懸命働くと、いつしか、父親を恨む気持ちは消えていました。

ただ、農業が忙しく、中学校へはほとんどいけません。

そんな状況の中、姉に「働きたい!」と相談すると、魚屋になることを勧められ、姉の紹介で大分県別府の魚屋で働くことになります。

結局、別府の魚屋で3年間修行しましたが、ここで、向かいの貝専門店の娘である現在の妻と出会い、結婚を意識するようになりました。

その後、山口県下関市の魚屋で3年間、ふぐの捌き方を学び、兵庫県神戸市の魚屋で4年間、関西風の魚の捌き方とコミュニケーションを学びます。

こうして、10年間に渡り、自分の魚屋をオープンするための修行をしてきましたが、安い給料では開業資金と結婚資金を貯められませんでした。

そこで、上京して、東京都大田区大森の土木会社に3年間の期限付きで雇ってもらい、一生懸命働いて、資金を貯めたのです。

その頑張りが認められ、3年後には、「会社に残って欲しい」と打診されたものの、魚屋オープンの夢実現のために断ります。

帰郷した尾畠春夫さんは、1968年4月に結婚し、同年11月に『魚春』という魚屋をオープンしました。

一時期、大分で水銀問題が起こり、かなり経営が厳しくなりましたが、料理上手な奥さんが作った総菜を売って凌ぐと、それ以降は、評判の人気魚屋になります。

普通の人であれば、このまま魚屋を続けていくでしょうが、尾畠春夫さんは、「50年間働き、65歳でやりたいことをする」と決め、「お客さんが魚を買って自分や家族を支えてくれた恩を返そう」との思いから、魚屋を閉店し、ボランティア活動を始めました。

ボランティア活動は、2004年の『新潟県中越地震』から始まり、『東日本大震災』『熊本地震』『西日本豪雨』など、困っている人がいれば、日本全国どこへでも駆け付けて手伝います。

「幼い頃の極貧生活」「奉公先でのポジティブ思考」「土木作業」「魚屋オープンの夢実現」など、今までの経験をボランティア活動に生かしており、流石はスーパーボランティアです。

また、謝礼を一切受け取らず、レトルトご飯に水を注いで食べるなど、被災者に迷惑を掛けないようにボランティア活動していることも尊敬に値します。


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