14歳中学生・鈴木すみれ脚本『ココア』ドラマ化！あらすじ、キャストは？
【史上最年少14歳女子が受賞 フジテレビヤングシナリオ大賞】フジテレビヤングシナリオ大賞の選考結果が発表され、大賞は中学2年、鈴木すみれさん（14）の「ココア」に贈られました。坂元裕二氏が受賞した際の19歳を大幅に更新する史上最年少受賞です。
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— 時事ドットコム（時事通信ニュース） (@jijicom) 2018年11月22日
2019年1月4日、フジテレビ系列でドラマ『ココア』が放送されました。
この『ココア』は、フジテレビが新人脚本家の発掘を目的に募集している『フジテレビヤングシナリオ大賞』で、第30回大賞を受賞した脚本を基に作られたドラマです。
「自称35歳以下」「プロの脚本家を目指す方」という応募資格が定められており、大賞には500万円、佳作には100万円が授与され、大賞・佳作のうち1編が映像化されることになっているため、『ココア』はドラマ化されました。
これだけ歴史がある賞を受賞する新人脚本家ということで、その才能を感じますが、その人物が、14歳中学2年生の鈴木すみれさんであることを知れば、驚くこと間違いありません。
前途有望で、将来は超売れっ子脚本家になる可能性を秘める鈴木すみれさんの素顔に迫ります。
鈴木すみれってどんな人?
鈴木すみれさんのプロフィールは、次のとおりです。
【名前】 鈴木すみれ（すずきすみれ）
【生年月日】 2004年
【出身地】 東京都
【趣味】 読書、小説を書くこと
【中学】 東京都内の中学校在学中（2018年12月時点）
鈴木すみれさんは、幼い頃から文章を書くことが好きで、小学1年生の頃には、小説を書き始めました。
そして、小学5年生の時に、坂元裕二さん脚本の日本テレビ系列ドラマ『Mother』を観て衝撃を受け、脚本集を買って勉強を始めます。
その結果、13歳の時に執筆した脚本が、14歳の時に史上最年少で、『第30回フジテレビヤングシナリオ大賞』を受賞することになったのです。
2018年11月22日に行われた授与式には、鈴木すみれさんの憧れである坂元裕二さんも駆け付けて祝福しています。
ちなみに、坂元裕二さんが第1回の受賞者であり、鈴木すみれさんに抜かれるまで、30年に渡り、19歳という最年少受賞の記録保持者でした。
この『フジテレビヤングシナリオ大賞』は、「脚本家の登竜門」とされており、過去の大賞受賞者には野島伸司さんや野木亜紀子さんなど有名脚本家もいるので、近い将来、鈴木すみれさん脚本のドラマ・映画を観られるでしょう。
鈴木すみれ脚本『ココア』のあらすじ
鈴木すみれさん脚本の『ココア』は、3人の女子高生が主人公のオムニバスストーリー（独立した物語）です。
ネタバレしない程度に、あらすじを紹介します。
16歳の高校生・黒崎灯は、ある日、渋谷のハチ公前で、31歳の売れないギタリスト・春海雄介に話しかけ、これをきっかけに知り合いになりました。そして、後日、自分の置かれている複雑な家庭環境や学校でのいじめ、さらに、命を断とうとしたことを、友人の話として語ります。苦悩し、安易な行動に出た黒崎灯ですが、春海雄介に助けられたことで、考え直すのでした。
16歳の高校生・鈴森香は、幸せそうな4人家族の長女ですが、それは見た目だけで、両親ともに不倫をしていました。平静を装い過ごしていた鈴森香ですが、とうとう我慢できなくなり、誕生日プレゼントに「両親の離婚」を要求します。
16歳の大沢志穂は、化石好きな女子高生です。いつも一人でいる大沢志穂を気にかけ、クラスの人気者である渋谷海斗が話しかけますが、相手にされません。しかし、大沢志穂が徐々に心を開き、一緒に化石掘りに行くことに。そこで、大沢志穂は、壮絶な過去を告白し、渋谷海斗も意外な過去を告白するのでした。
13歳の女子中学生が考えたとは思えないストーリーですね。
黒崎灯は『nicola』専属モデル・南沙良さん、鈴森香は『Seventeen』の専属モデル・出口夏希さん、大沢志穂は『Seventeen』の専属モデル・永瀬莉子さんが、それぞれ務めましたが、3人共、地上派ドラマ初出演で初主演となりました。
他にも、脇役として、宇野実彩子さん、柳原可奈子さん、紺野まひるさん、斎藤工さんなどが出演しています。
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