黄金伝説が9月打ち切り、無人島生活はどうなる？
2016年8月25日、テレビ朝日系列「いきなり！黄金伝説。」の放送中に、同番組が9月いっぱいで終了することが発表されました。
「18年間 752回放送」という長寿番組がその幕を閉じます。
黄金伝説は深夜放送からスタート。
ココリコの遠藤章造さんと田中直樹さんが様々なことにチャレンジし、決められた目標を達成するという内容で、視聴率を取るために過酷な企画が多かったですが、個人的に印象に残っているのが自分で絞った牛、山羊、羊の乳だけで過ごすという企画です。
最初は美味しいと牛乳だけでも満足していましたが、すぐに空腹感が襲ってきて、辛そうな顔で我慢して耐えている姿が今でも思い出されます。
そんな内容が視聴者に受け入れられ、当時、大人気でココリコも出演していた「ウッチャンナンチャンの炎のチャレンジャー これができたら100万円」の後番組としてゴールデンに進出しました。
そして、レギュラーやゲストが伝説にチャレンジし、多くの注目企画を生み出しましたが、最近はマンネリ化が続き、視聴率低下がニュースになっていたので、番組が打ち切られるのも時間の問題だったと思います。
視聴率低下の打ち切りですが、18年間続いただけに、十分すぎる結果と言えるでしょう。
黄金伝説の人気企画
人気でシリーズ化された企画には、次のものがあります。
無人島0円生活
よゐこの濱口優さんが無人島でモリで魚を突いたり、山で食べられそうな野草や木の実を探し、それだけで数日間過ごす企画で、対決形式でさまざまな芸能人がチャレンジしました。濱口さんが魚を突いた時の「獲ったどー！！」は名セリフとなっています。無人島0円生活だけの特番も放送されているので、この企画は今後も続く可能性があるでしょう。
1ケ月1万円節約生活
1万円で食費、水道光熱費をやりくいし、どれだけの金額を残せるか、2、3人の芸能人で対決する企画です。オードリーの春日さんがチャレンジした時のドケチ生活の印象が強く残っており、牛丼をご飯・具・汁に分けたり、ウナギ屋の換気扇の下で匂いを嗅ぎながら白飯を食べていたのは衝撃的でした。ちなみに、この企画に参加した濱口さんが食費を抑えるために自然の食材を探しに行ったことから、無人島0円生活が始まりました。
スケルトン生活
人が集まる場所に建てられた透明の建物の中で生活する企画で、食事したり、入浴したりする姿をたくさんの人に見られながら行わなければならない、ストレスが掛かる企画でした。当時レギュラーだったふかわりょうさんが、「今までで一番辛い」と言っていたので、相当過酷なのでしょう。
他にもグルメを絡めた企画などが放送され、9割以上見ている私としては、思い返すだけでも懐かしく、そして、終わることへの寂しさを感じます。
黄金伝説のレギュラー
黄金伝説のレギュラーは、司会のココリコをはじめ、榊原郁恵さん、松居直美さん、よゐこ濱口さん、アンタッチャブル山崎さん、タカアンドトシ、オードリー、SHELLYさんといった売れっ子芸能人ばかりでした。
しかし、ゲストがチャレンジしたVTRがメーンとなっており、レギュラーはワイプと少しスタジオでのトークがあるだけで、それだけの人材を生かしきれなかったと思います。
企画のマンネリ化が番組打ち切りの一番の原因ですが、レギュラーをうまく使えなかったことも問題だったと思います。
最後に、18年間ご苦労様でした。
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