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坂下勝美 包丁研ぎ師のプロフィール!会社『二葉商会』


包丁研ぎ

2019年9月24日放送のNHK『プロフェッショナル 仕事の流儀』は、包丁研ぎ師の坂下勝美(さかしたかつみ)さんです。

プロの料理人や料理好きな方でなければ、「ある程度の包丁を使えば、どれでも同じだろう」と考えるでしょう。

しかし、実際には、細胞をできるだけ壊さずに食材を切断することにより、味覚にも良い影響を与えるため、包丁の切れ味は料理にとても重要な要素となっています。

当然、使うたびに包丁の切れ味は悪くなるので研がなければなりませんが、プロの料理人でさえ包丁研ぎに関しては素人であり、包丁のポテンシャルを十分に発揮できていません。

そこで、プロの料理人がこぞって頼るのが、包丁研ぎ一筋53年の坂下勝美さんです。

日本一の包丁研ぎ師と言って過言ではない、坂下勝美さんの素顔に迫ります。

坂下勝美ってどんな人?

坂下勝美さんのプロフィールは、次のとおりです。

【名前】 坂下勝美(さかしたかつみ)

【生年月日】 1943年

【出身地】 宮城県

【趣味】 お酒を飲むこと、花を見ること

【特技】 包丁研ぎ

【高校】 宮城県立亘理高等学校卒業

【職業】 庖刃工芸士

【会社】 二葉商会

坂下勝美さんは、宮城県で生まれ育ち、宮城県立亘理高等学校に通いました。

そして、高校卒業後の20歳前半で、独学により包丁製作の技術を身に付けると、76歳(2019年9月時点)の現在でも現役で庖刃工芸士として活躍中です。

坂下勝美さんの作った包丁は切れ味と芸術性が抜群で、あまりの人気ぶりに、常に200本待ちの状態となっています。

また、空気の通り道を作って食材との接触を極限まで減らす包丁研ぎの技術も凄く、全国各地から年間200本の包丁が送られてきて、予約2年待ちとなっています。

坂下勝美さんは魂を込めて包丁を研いでいるため、左手人差し指は変形し、食いしばりによってほとんどの歯を失いました。

それだけの熱意について来られる者はいないとの理由で、弟子は取っていません。

『二葉商会』の場所と包丁販売は?

坂下勝美さんが営む『二葉商会』の詳細情報は、次のとおりです。

名称二葉商会
住所佐賀県三養基郡みやき町大字原古賀939-5
電話0942-94-4980

包丁販売をしているものの、多くの料理人が、坂下勝美さんが作った包丁、研いだ包丁を求めているため、どちらも2年待たなければなりません。

たまにオークションサイトに出されることがあるので、見つけた際はチャンスです。


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