一力遼 情熱大陸出演は井山裕太に完敗、涙を流したから!高校・大学は?
次回は「ハタチの若者」を追った特別シリーズの最終回です。囲碁界の絶対王者・井山裕太さんに続く逸材と呼び声高い20歳の現役大学生プロ棋士、一力遼さんに密着しました。13歳から「勝負の世界」で生きる男の涙の味…放送時間は少し遅れて29日夜11時25分から放送です。#情熱大陸 #一力遼 pic.twitter.com/IvHHpAZOGI
— 情熱大陸 (@jounetsu) 2018年4月22日
史上初の永世七冠を獲得した将棋の羽生善治さんに国民栄誉賞授与の話が出たことで、2度の七冠を達成した囲碁の井山裕太さんにも国民栄誉賞授与の話が出ました。
その結果、2018年2月13日、2人揃って首相官邸で表彰されています。
そして、将棋界では、中学生の藤井聡太さんがデビューから29連勝を達成し、連勝ストップ後も順調に結果を残して、段位を上げている状態です。
今後、藤井聡太さんが将棋界のトップに立つことは間違いないでしょう。
しかし、囲碁界にも、若くして結果を残し、注目されている人物がいます。
それが、2018年4月29日放送のTBS系列『情熱大陸・ハタチの情熱 第4夜』に出演した一力遼さんです。
一力遼ってどんな人?
一力遼さんのプロフィールは、次のとおりです。
【名前】 一力遼(いちりきりょう)
【生年月日】 1997年6月10日
【出身地】 宮城県
【趣味】 ラーメン店めぐり
【特技】 囲碁
【中学・高校】 東京都立白鴎高等学校卒業
【最終学歴】 早稲田大学社会科学部在学中(2018年4月時点)
【職業】 プロ棋士、大学生
河北新報社社長・一力雅彦さんの長男として誕生した一力遼さんは、その家庭環境もあり、秀才・天才として成長しました。
偏差値62の白鴎高校、偏差値67.5の早稲田大学社会科学部という学歴だけで、勉強ができることが分かります。
中でも、一力遼さんが、最も才能を発揮したのが囲碁です。
5歳の時に、父に囲碁を教わると、小学校低学年で少年少女囲碁大会全国大会に出場し、その後、院生となって、週末は仙台から東京へ通って囲碁を学びました。
そして、小学5年生の時には、囲碁を学ぶ時間を増やすため、母と共に東京暮らしを始めます。
それでも、小学生の時は入段に失敗しますが、中学1年生の時に院生1位で入団を果たすと、「史上最年少の16歳9ヶ月で棋聖戦リーグ入り」「新人王獲得」「棋聖戦・王座戦・天元戦の最年少挑戦記録」など、数々の記録を作りました。
この文章を執筆している2018年4月時点で20歳の大学生ですが、すでに8段であり、今後活躍すること間違いありません。
一力遼 井山裕太に完敗で『情熱大陸』出演
一力遼さんは、「井山裕太以来の天才」と称される存在です。
しかし、2018年時点で、プロ最大のスランプ期であり、悩んでいます。
国民栄誉賞を受賞した井山裕太さんに追い付け追い越せでがんばっていますが、2017年から2018年にかけて、対井山戦で10連敗と惨敗です。
2018年2月18日放送の『情熱大陸』取材中に、井山裕太さんが対戦した一人が一力遼さんで、スタッフが、負けたことに涙を流して悔しがる一力遼さんが気になって、今回、『情熱大陸』出演となりました。
皮肉な結果ですが、それでも、人気番組に出演し、多くの人に知られることにつながっています。
数々の最年少記録を更新し、その点においては井山裕太さんを超えました。
今後は、スランプ脱出、タイトル獲得、打倒井山裕太さんを目標に、邁進するだけです。
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