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激レアさん!吉田一郎 家賃が安いという理由で九龍城に住んでいた


九龍城砦

2017年12月25日放送のテレビ朝日系列『激レアさんを連れてきた。』のゲストは、さいたま市議会議員の吉田一郎さんです。

タレント経験がない市議会議員ということで、一生懸命勉強をして一流大学を卒業し、選挙で選ばれたと想像するかもしれませんが、吉田一郎さんはそんな普通の人生を送ってきていません。

吉田一郎さんは、香港の大学に留学した際、「家賃が安い」という理由で、無法地帯として有名だった九龍城に住んでいたのです。

そんな激レアな吉田一郎さんの素顔に迫ります。

吉田一郎ってどんな人?

吉田一郎さんのプロフィールは、次のとおりです。

【名前】 吉田一郎(よしだいちろう)

【生年月日】 1963年11月3日

【出身地】 東京都北区赤羽

【趣味】 旅行、映画

【特技】 北京語、広東語、福建語、台湾語

【高校】 埼玉県立上尾高等学校卒業

【最終学歴】 法政大学社会学部応用経済学科卒業、香港中文大学留学、早稲田大学大学院アジア太平洋研究科国際関係学専攻修士課程修了

【職業】 さいたま市議会議員(2017年12月時点)

吉田一郎さんは、『法政大学入学』『香港中文大学留学』『法政大学卒業』『香港ポスト記者になる』『香港通信の編集長になる』『香港ビジネスポストの編集長になる』『香港ポストをリストラされる』『1年間引きこもり』『早稲田大学大学院入学・卒業』『さいたま市議会議員に当選』というように、その人生そのものが激レアさんです。

さいたま市長選挙に立候補したこともありますが、落選しました。

間はありますが、2007年からさいたま市議会議員として活躍しています。

さらに、九龍城に住んでいたということで、こんな激レアさんは他にはいません。

吉田一郎の九龍城での生活

吉田一郎さんは、タモリさんの『四ヵ国語麻雀』と香港映画『Mr.BOO!』を観て香港に興味を持ち、法政大学社会学部応用経済学科4年生の時に、香港中文大学に留学しました。

就職活動が面倒だったことも、留学した理由の一つに含まれます。

こうして香港に住むことになりましたが、香港の家賃は東京の家賃と比べて2倍と高く、貧乏学生だった吉田一郎さんには厳しかったため、不動産屋を回ってできるだけ安い家賃の住まいを探したのです。

そんな時、格段に安い家賃の物件が1つだけ見つかり、そこが九龍城砦でした。

この九龍城砦は、イギリス領であった香港の中にありながら、香港の法律も中国の法律も適用されない無法地帯で、「悪の巣窟」と呼ばれ、違法行為が行われていた危険な場所です。

香港が中国に返還されたことに伴い、その違法建築で造られた建物は1993年から1994年にかけて取り壊され、住民は強制移住となり、現在は公園になっています。


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九龍城探訪 魔窟で暮らす人々

吉田一郎さんは、そんな無法地帯とは思わず、昼と夜と深夜の3回物件を確認して安全と判断し、このスラム街に住み始めます。

そして、日本語学校講師のアルバイトもしました。

吉田一郎さん曰く、九龍城での生活は、「降り注ぐ汚水が臭かった」「14階の角部屋だったため、2分に1本、飛行機が飛んでうるさかった」とのこと。

また、無法地帯にもかかわらず、突然、私服警官に押さえつけられて職務質問されたことも度々あったそうです。

家賃が、香港にある通常の物件の4分の1(家賃1万円)ということで選んだ九龍城でしたが、そこでの生活は衛生面や精神面で劣悪でした。

結局、九龍城の前に建つ木造住居の住民を追い出すために、政府が排水溝を堰き止め、それによって汚水が溜まって通学が困難になったので、吉田一郎さんは九龍城を去りましたが、ここで5ヶ月も生活したのです。

凄過ぎます。


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