空想地図作家・今和泉隆行のプロフィール!本、職業、仕事、中村市は?
【重版、第6刷に!】こちらもロングセラーとなっております、地理人こと今和泉隆行さんの『「地図感覚」から都市を読み解く』(第14回日本地図学会作品・出版賞受賞)も重版となりました。「地図」を読む「感覚」を育てる一冊。地図が苦手な方にこそ読んでいただきたい!https://t.co/t7Wh9M8AfE pic.twitter.com/rshQWdxDCW
— e-saka YSK (@seigen_e) June 23, 2021
2021年7月12日放送のテレビ朝日系列『激レアさんを連れてきた。』のゲストは、7歳から30年以上に渡り、存在しない『中村市(なごむるし)』などの都市の地図を描き始め、現在はそれを仕事にしている空想地図作家の今和泉隆行(イマイズミタカユキ)さんです。
多くの人が道案内などで簡単な地図を描いたことがあると思いますが、今和泉隆行さんの地図はそのレベルではありません。
街づくりをイメージして作られており、ゼンリンやグーグルマップと全く遜色ない出来栄えなのです。
しかも、一見仕事にならなさそうな空想地図を仕事の一部にしています。
地図マニアからも一目置かれている「地理人(ちりじん)」こと今和泉隆行さんの素顔に迫りました。
今和泉隆行ってどんな人?
今和泉隆行さんのプロフィールは、次のとおりです。
【名前】 今和泉隆行(いまいずみたかゆき)
【生年月日】 1985年
【出身地】 鹿児島県鹿児島市生まれ、神奈川県横浜市、東京都日野市育ち
【血液型】 ※非公表
【趣味・特技】 空想地図を描くこと
【高校】 立川高等学校卒業
【最終学歴】 専修大学(環境地理学専攻)入学、埼玉大学経済学部(住民協働のまちづくり)編入・卒業
【職業】 自営業
今和泉隆行さんは、母親の故郷である鹿児島県で生まれた直後に神奈川県横浜市に移り、5歳だった1990年に東京都日野市に引っ越しました。
当時はまだインターネットもない時代で、両親は地元の地理や店舗などの情報を得るために地図(シティマップ)を買ったのですが、これが今和泉隆行さんの人生を大きく左右することになります。
この地図を見て、架空の都市の地図を思い浮かべるようになると、7歳の時に実在しない都市の地図『空想地図』を描き始めたのです。
その後、超進学校である立川高校に進学して、将来は建築系の仕事に就くために理系コースを選択しましたが、物理の単位を落として留年か文転かの選択になり、やむを得ず文転を選びます。
そして、高校卒業後は専修大学(環境地理学専攻)に進学しますが、先生になる気はなく、地理を活かせる仕事に就ける可能性が低いことを悟り、3年生の時に埼玉大学経済学部(住民協働のまちづくり)に編入しました。
この大学在学中に、立川駅の改札前で外来者調査をしている人に話しかけて、アンケート調査のバイトから内勤、さらに都市設計コンサルタントとして働くようになった今和泉隆行さんは、仕事を通じて「街づくりするためには何らかの分野でプロになる必要がある」と感じ、大学卒業後はIT企業に就職します。
しかし、IT企業での仕事は思い描いた内容ではなく、2年で退職しました。
この後、自営業者としてDTPデザイン、ネットショップのサービス絵、名刺作り、チラシ作りの仕事をしながら、時に派遣社員として働いていましたが、2012年に友達に連れられて行った地図地形イベント『マッピングナイト3』で人生が変わります。
地図に関する豊富な知識が専門家の目に留まると、次の『マッピングナイト4』ではトークする側になり、2013年にはツイッターで空想地図が話題になって本の出版が決まったのです。
さらに、その本が注目され、『タモリ倶楽部』や『アウトデラックス』『激レアさんを連れてきた。』などのテレビ番組にも出演するようになりました。
今和泉隆行が出版した地図の本
「地理人(ちりじん)」こと今和泉隆行さんが出版した地図に関する本を紹介します。
3冊とも高評価です。
今和泉隆行の職業・仕事は?
今和泉隆行さんの職業は、自営業者です。
仕事内容は、『空想地図』の本やグッズの販売、DTPデザイン、執筆、実在する場所の地図デザイン、講義、講演、アート展に出展、シャアハウスコーディネイト、ゼンリンのアドバイザーなどをしています。
今和泉隆行さん自身、空想地図が仕事になるとは思っていなかったそうですが、このように多くの仕事に繋がりました。
中村市(なごむるし)とは?
今和泉隆行さんは、7歳から30年以上に渡り空想地図を描いていますが、その代表作が『中村市(なごむるし)』です。
首都の西京市(さいきょうし)から南に30km離れた場所にある人口156万人の都市という設定で、地図に描かれています。
当然、この中村市は実在しません。
「なぜ、『なかむらし』ではなく『なごむるし』なのか?」と、疑問に思った人もいることでしょう。
これは、小学5年生の時に引っ越してきた中村君が由来で、仲良くなって一緒に地図を描くようになった時に、今和泉隆行:「名前もらっていい?」、中村君:「読み方だけ変えて」とのやり取りがあり、『中村市(なごむるし)』となりました。
ちなみに、この中村市はまだ完成しておらず、描くたびに変化しているそうで、今までに20~30枚描かれています。
中村市を実際にご覧になりたい人は、『ほぼ日刊イトイ新聞』の「7歳ときから空想だけで地図を作る男」で、閲覧・ダウンロードしてください。
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