『吉開のかまぼこ』復活!吉田茉優(林田茉優)のプロフィールと通販
2022年9月19日放送のテレビ朝日系列『激レアさんを連れてきた。』のゲストは、大学生の時にたまたま知った廃業寸前の老舗蒲鉾屋『吉開のかまぼこ』を2年半かけて見事に復活させた吉田茉優(ヨシダマユ、旧姓・林田茉優・ハヤシダマユ)さんです。
世界に比べ、日本には老舗企業が多いですが、そんな日本でも後継者問題などにより事業の継続が困難になって老舗企業が消えつつあります。
老舗蒲鉾屋『吉開のかまぼこ』もその中の一社でしたが、吉田茉優さんの努力によってその美味しさは守られました。
吉田茉優さんの素顔と奮闘、そして、『吉開のかまぼこ』に迫ります。
吉田茉優(林田茉優)ってどんな人?
吉田茉優さんのプロフィールは、次のとおりです。
【名前】 吉田茉優(よしだまゆ) ※旧姓:林田茉優(はやしだまゆ)
【生年月日】 1997年
【出身地】 福岡県北九州市
【高校】 精華女子高等学校卒業
【最終学歴】 福岡大学経済学部卒業
【職業】 『吉開のかまぼこ』の代表
福岡県出身の吉田茉優さんは人前に出ることが大好きで、精華女子高校時代は吹奏楽部で活躍し、福岡大学経済学部に進学してからも橋下徹さんの講演会やその他のイベントの司会を務めました。
そんな大学生活を送っていた大学4回生のある日、「痛くない注射針」で有名になった岡野工業株式会社が廃業したことをきっかけに、後継者問題を抱える中小企業に興味を持ちます。
そして、福岡県みやま市の老舗かまぼこ店『吉開のかまぼこ』の存在を知ったのです。
『吉開のかまぼこ』は1890年(明治23年)に創業し、130年の歴史を持つ老舗で、3代目社長である吉開喜代次(よしがいきよじ)さんが、アレルギー持ちのお客さんから「無添加のかまぼこを作って欲しい!」とお願いされ、魚のエソ・天然の海水塩・みりん・昆布だしだけを使い作った安全で美味しいかまぼこが人気でした。
しかし、吉開喜代次さんは当時73歳と高齢で、過労によって倒れ、後継者もいなかったため、2018年、やむを得ず休業します。
大学卒業後に福岡県の物流会社『博運社』に就職した吉田茉優さんは、眞鍋和弘社長の許可を得て入社式にも会社にも一度も出ることなく、「『吉開のかまぼこ』を何とか継続できないか?」と考え、福岡の食品関連会社50~60社に事業の引継ぎをお願いしましたが、良い返事はもらえません。
さらに、復活させようとしていることを知った近隣住民からは、工場から出る騒音や煙を理由に反対され、廃業寸前まで追い込まれる始末。
それでも吉田茉優さんは諦めず、地域住民を説得すると、福岡市のシステム開発会社『フロイデ』が子会社として買収してくれて、『吉開のかまぼこ』は復活を遂げました。
2021年12月には、『フロイデ』の瀬戸口社長から打診され、吉田茉優さんは博運社を退職し、『吉開のかまぼこ』の社長に就任しています。
老舗蒲鉾屋『吉開のかまぼこ』の場所・営業時間・定休日・通販
吉田茉優さんが社長を務める老舗蒲鉾屋『吉開のかまぼこ』の詳細情報は、次のとおりです。
会社名 | 吉開のかまぼこ(よしがいのかまぼこ) |
---|---|
住所 | 福岡県みやま市瀬高町下庄1857−2 |
電話 | 0944-63-8111 |
営業時間 | 8:30~19:00 |
定休日 | 木曜日 ※年末は木曜日も営業 |
「遠くて買いに行けない!」という方は、オンラインショップで通販購入できるので、ぜひ、ご活用ください。
値段は、『古式かまぼこ』1本が918円、3本セット2,850円、5本セット7,700円です。
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