佐々木良のプロフィール!ギャル語で翻訳した万葉集で人生大逆転
2023年9月25日放送のテレビ朝日系列『激レアさんを連れてきた。』のゲストは、ギリギリの生活から抜け出すためにギャル雑誌を読み漁り、ギャル語で翻訳した万葉集を出版して人生大逆転を果たした佐々木良(ササキリョウ)さんです。
万葉集は、7世紀後半から8世紀後半ころにかけて編まれた日本最古の和歌集で、天皇、貴族、防人、庶民など、さまざまな身分の人の和歌が約4500首、載せられています。
学生時代に国語の授業で習ったことがある人は多いと思いますが、昔の言葉遣いで書かれているので分かりにくいと思ったのではないでしょうか?
佐々木良さんはその点に目を付け、万葉集をギャル語に翻訳して出版したところ、アマゾンで2023年上半期ランキング1位に輝くほど売れました。
佐々木良さんの素顔とサクセスストーリーに迫ります。
佐々木良ってどんな人?
佐々木良さんのプロフィールは、次のとおりです。
【名前】 佐々木良(ささきりょう)
【生年月日】 1984年
【出身地】 大阪府大阪市
【趣味・特技】 油絵
【高校】 ※非公表
【最終学歴】 京都精華大学芸術学部洋画コース卒業
【職業】 作家、『万葉社』の代表取締役社長
佐々木良さんは1984年生まれ、大阪府大阪市出身で、中学・高校時代は香川県高松市で育ちました。
高校卒業後は都精華大学芸術学部洋画コースで油絵を学び、大学卒業後は京都現代美術館や香川県直島町の地中美術館の学芸員として働き、豊島美術館の設立にも尽力します。
その後、『万葉社』を設立し、万葉集をギャル語や奈良弁で翻訳した『愛するよりも愛されたい 令和言葉・奈良弁で訳した万葉集1』を出版して大成功しました。
ギャル語万葉集で人生大逆転した佐々木良のサクセスストーリー
佐々木良さんは、大学卒業後に美術館の学芸員として働き、その後、作家として働いていました。
2020年当時、35歳だった佐々木良さんは、雑誌の執筆で月収10万円を稼いでギリギリの生活をしていたのですが、コロナ禍で仕事が激減して離島のハンバーガーショップでアルバイトせざるを得ない状況に陥ります。
仕事なし・お金なし・彼女なしの散々な状態です。
この時、国民全員に支給された10万円のコロナ給付金を手にした佐々木良さんは、「令和という元号の由来になった万葉集の三十二首だけ翻訳・解説した本を出版したら売れるんじゃないか?」と考えました。
早速、全く知識がなかった万葉集を調べ上げ、さらに、高松市で『万葉社』という出版社を設立してデザインの仕事で資金を増やして『令和万葉集』を出版したところ、2000部が完売して高評価を得ます。
しかし、紙質などにこだわったため利益はほぼなく、その後、1年半にわたり執筆活動せずにハンバーガーショップでアルバイトすることに。
そして1年半後、佐々木良さんは、「万葉集をもっと簡単に現代語訳できるんじゃないか?」と考え、『小悪魔 ageha』などのギャル雑誌や『りぼん』などの少女漫画、『週刊少年ジャンプ』を徹底的に読み漁って研究し、万葉集をギャル語などで翻訳した『愛するよりも愛されたい 令和言葉・奈良弁で訳した万葉集1』の執筆を始めたのです。
そんな36歳のある日、奈良弁の勉強のために奈良に通っていたことで31歳の女性と知り合い、初めて会って食事に行った2時間後にプロポーズして、3日後に両親に挨拶、その3日後に相手両親に挨拶、さらにその4日後に同棲と、出会って10日で結婚することができました。
さらに、『愛するよりも愛されたい 令和言葉・奈良弁で訳した万葉集1』が完成したのでAmazonに出品したところあっという間に500部完売し、結婚式の引き出物に入れたことで参列者であるアナウンサーに番組で紹介されて朝日新聞の社会面トップの記事で取り扱われ、全国の書店から電話で注文が殺到して20万部突破、売り上げ1億円を達成します。
佐々木良さんはコロナ禍にもかかわらず、コロナ給付金10万円で仕事・お金・妻をゲットしたのです。
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