激レアさん！三輪康子・東急イン元支配人のプロフィール
2019年4月13日放送のテレビ朝日系列『激レアさんを連れてきた。』のゲストは、極道や麻薬密売人、売春婦などが蔓延る劣悪な環境のビジネスホテルを改革し、グループチェーン内で日本一の売り上げにした東急インの元支配人である三輪康子（ミワヤスコ）さんです。
以前は、新宿歌舞伎町と聞けば、行ったことがない人でも極道を思い浮かべる怖い場所でした。
今でもそのイメージを持っている人は多いでしょう。
三輪康子さんは、この新宿歌舞伎町に建つビジネスホテル『東急イン』で支配人として働き、ホテルの売り上げをアップさせると共に、街から犯罪組織を排除したのです。
警察からは「歌舞伎町のジャンヌ・ダルク」と称され、感謝状を送られている三輪康子さんのプロフィールや素顔に迫ります。
三輪康子ってどんな人?
三輪康子さんのプロフィールは、次のとおりです。
【名前】 三輪康子（みわやすこ）
【生年月日】 ※非公表
【出身地】 青森県八戸市
【職業】 『株式会社スーパーホテル』お客様相談室室長
青森県八戸市で生まれ育った三輪康子さんは、開業医として往診に走り回る父親を見て、自然と「人の役に立ちたい」と考えるようになりました。
そして、大学卒業後は、銀座の画廊やアパレル関係の会社で働くと、2004年9月にビジネスホテル『東横イン 新宿歌舞伎町』の支配人に転職します。
しかし、当時の『東横イン 新宿歌舞伎町』は暴力団事務所に四方を囲まれ、お客様のほとんどが極道で、ロビーにも極道がたむろしている最悪な環境だったのです。
しかも、ホテル側に非がないクレームも溢れかえる状況です。
三輪康子さんは、どうすればスタッフが安全に働くことができ、ホテルの売り上げがアップするか考え、お金で解決するのではなく、理不尽なことで怒られても真摯にクレーム対応することにしました。
相手が極道中心なだけに、謝るだけでは済まないことがあるのも当然です。
チェックアウト時間になっても出てこない身長約190cm・スキンヘッドのお客様のところに行って日本刀を振りかざされた際は、スタッフを守るために一歩前に出て、「お客様に、私は殺せません」と身を挺したこともあります。
また、エレベーターの前の部屋のお客様に、「乗降客が酔ってうるさい」と苦情を言われた際は、部屋が満室で替えられないので、一晩中エレベーターの前に立ち、人差し指を口に当てて「シーッ」と注意を促していたこともあります。
その他のクレーム対応
- ホテルロビーで行われていた極道同士のカツアゲ現場に割り込んで、怒られて顔にツバを吐きかけられたが、そのツバを顔に塗り、極道が出ていくまでそこに居続けた
- 極道マンションに呼び出されて行き、極道に囲まれたイスに座って文句を言われた
- 駐車違反の車に張り紙し続け、怒り狂った極道は警察に止められた
- 極道の客を見抜き、宿泊を断り続けた結果、3度も突き倒されて肋骨全てを骨折。結局、その極道は宿泊を諦めて逃げ帰った
- 寿司屋でご馳走になりながら宿泊を頼まれるも断り続け、「これ以上俺につきまとうな！」と言われるまで追いかけて説明した
刑務所で三輪康子さんの名前が出るほど極道に恨まれ、ホテル支配人にもかかわらず警護対象となりました。
それでも、こうしたクレーム対応が認められ、次第に極道はホテルに近寄らなくなったのです。
ある日、ホテルのロビーいた際、駐車場の管理スタッフが「ホテル入り口を封鎖されました」と駆け寄ってきたので見に行くと、6台ほどの黒塗り高級車がホテル入り口を塞ぐように止まっており、三輪康子さんが来た途端、ドアが開いて極道がゾロゾロと出てきました。
極道全員は横一列に並び深々と一礼し、何も言わずに帰って行ったのです。
三輪康子さんの完全勝利と言って過言ではないでしょう。
その結果、『東横イン 新宿歌舞伎町』は、グループ内で何度も日本一の売り上げを記録するようになり、街からも極道が減って、2005年に新宿署と新宿繁華街犯罪組織排除協議会から表彰されたました。
三輪康子さんは現在、『東横イン』を退職し、『株式会社スーパーホテルお客様相談室室長』で活躍しています。
三輪康子が改革した『東横INN新宿歌舞伎町』
三輪康子さんが犯罪人を一掃し、再建に成功したビジネスホテル『東横INN新宿歌舞伎町』の詳細情報は、次のとおりです。
| ホテル名 | 東横INN新宿歌舞伎町 |
|---|---|
| 住所 | 東京都新宿区歌舞伎町2-20-15 |
| 電話 | 03-5155-1045 |
| チェックイン・チェックアウト | 【チェックイン】 16：00 【チェックアウト】10：00 |
『東横INN新宿歌舞伎町』に三輪康子さんはもういませんが、安心して宿泊できます。
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