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阿部展子パンダ飼育員のプロフィール！成都と上野動物園で勤務

2018年12月16日放送のTBS系列『情熱大陸』は、パンダ飼育員の阿部展子さんです。

パンダは、動物園1位の人気動物であり、多くの人がパンダ目当てに動物園に足を運びます。

しかし、パンダは中国の山奥にしか生息しておらず、その中国でも希少な動物なだけに、高額なレンタル料で世界中に動物園に貸し出されている状況であり、2018年12月時点において、日本でパンダを見られるのは、上野動物園とアドベンチャーワールド、神戸市立王子動物園の3ヶ所だけです。

したがって、日本でパンダ飼育員になることは容易ではありません。

それにもかかわらず、阿部展子さんは、パンダ好きが高じてパンダ飼育員となり、上野動物園や中国四川省にある成都ジャイアントパンダ繁殖研究基地で活躍しています。

現在までに80頭以上のジャイアントパンダを飼育しており、「日本一のパンダ飼育員」と言って過言ではない阿部展子さんの素顔に迫りました。

阿部展子ってどんな人?

阿部展子さんのプロフィールは、次のとおりです。

【名前】 阿部展子（あべのぶこ）
【高校】 新潟県立十日町高等学校卒業
【最終学歴】 杏林大学外国語学部卒業、四川農業大学卒業
【勤務】 成都ジャイアントパンダ繁殖研究基地

阿部展子さんは、2、3歳の時に、祖母にもらったパンダのぬいぐるみが大好きになり、これをきっかけにパンダ好きになりました。

パンダ関係の仕事に就くことは考えていませんでしたが、高校3年生の時にパンダ関係の仕事について調べていると、たまたまテレビで中国四川省の臥龍ジャイアントパンダ保護研究センターのドキュメント番組を観て、パンダに関わる仕事に就くことを決意します。

そして、杏林大学外国語学部に入学して中国語を学び、大学3年生の時には、中国河北省の河北大学に、1年間、留学しました。

杏林大学外国語学部に戻った後、パンダに関する論文を書いて卒業すると、今度は、四川農業大学に留学してパンダについて学びます。

努力の甲斐もあり、大学3年生の時には、大学に籍を置いたまま、中国四川省にある成都ジャイアントパンダ繁殖研究基地で働くことを許されました。

しかし、シャンシャン（香香）の両親であるリーリーとシンシンが上野動物園に行くことになったことで、阿部展子さんも上野動物園での勤務を決意し、約6年に渡り2頭を飼育したのです。

そんな阿部展子さんですが、現在は成都ジャイアントパンダ繁殖研究基地に戻り、飼育したパンダを野生に戻すプロジェクトに参加しています。

阿部展子さんが勤務している成都ジャイアントパンダ繁殖研究基地の詳細情報は、次のとおりです。

成都ジャイアントパンダ繁殖研究基地は、パンダの繁殖や研究の施設ですが、約200頭のパンダを見学することもできます。

阿部展子さんが勤務していた上野動物園の詳細情報は、次のとおりです。

施設名	上野動物園
住所	東京都台東区上野公園9-83
電話	03-3828-5171
開園時間	9：30～17：00
休園日	月曜日・年末年始（12月29日～翌年1月1日） ※月曜日が祝日の場合は、翌日が休園日となる
入園料	【一般】 600円【65歳以上】 300円【中学生】 200円【都内在住・在学の中学生】無料【小学校6年生まで】無料【身体障害者手帳等をお持ちの方】本人と付添人1人：無料