桑田ミサオの笹餅を買えるお店・通販・レシピ本は?プロフィール紹介
2020年6月2日放送のNHK『プロフェッショナル 仕事の流儀』は、30年以上に渡り、年間5万個の笹餅を一人で作り続けている桑田ミサオ(くわたみさお)さんです。
現在の日本は少子高齢化が進行しており、労働力人口不足を補うために高齢者も働かざるを得ない状況になっています。
しかし、長寿国日本でも、健康的・体力的にいつまでも働けるわけではありません。
そんな中、桑田ミサオさんは60歳で笹餅を作り始め、75歳で起業し、現在93歳にもかかわらず現役で元気に働いているのです。
桑田ミサオさんの素顔と多くの人を魅了している笹餅に迫ります。
桑田ミサオってどんな人?
桑田ミサオさんのプロフィールは、次のとおりです。
【名前】 桑田ミサオ(くわたみさお)
【生年月日】 1927年2月14日
【居住地】 青森県
【職業】 菓子職人
母親のお腹の中にいる間に父親が亡くなったことで、4人兄妹の末っ子として生まれた桑田ミサオさんは苦労した幼少期を過ごしました。
しかも、病弱で学校を休まなければならない日も多く、勉強にもついて行くことができなかったそうです。
それでも19歳で結婚し、24歳で長男を産みましたが、産後に当時は助かることが難しかった肋膜炎に罹ります。
この病気を克服した桑田ミサオさんは、マラリアに罹って働けない夫の代わりに27歳で初めて弘前大学の付属農場で働き始め、その後、60歳までの20年間、保育所で用務員と調理の仕事に就きました。
そして、保育所を退職後に、農協の婦人部の人に無人販売の協力と特別養護老人ホームの慰問に誘われたことで、大きく人生が動き出します。
差し入れた粟餅を老人ホームのお婆ちゃんたちが涙を流して喜んでくれたことで、「一生続けよう!」と決意して60歳から笹餅を作り始めたのです。
その笹餅を津軽鉄道の車内で民謡を歌いながら販売すると大評判となり、スーパーから「笹餅を売らせてほしい」とお願いされたことで、75歳で起業するに至りました。
桑田ミサオさんの笹餅は、2011年(平成23年)に農林水産大臣賞を受賞しています。
桑田ミサオの笹餅の販売店・通販
一般的な笹餅はあんこを餅で包んで作りますが、桑田ミサオさんの笹餅は餅にあんこを練り込んで作ってあります。
この独特な笹餅が「美味しい!」と評判で、全国に多くのファンがいる状況です。
こんな話を聞いたら、食べたくなった人も多いのではないでしょうか?
幸いなことに、次のお店で桑田ミサオさんの笹餅を購入できます。
【住所】 青森県五所川原市金木町沢部460
【電話】 0173-54-1147
【価格】 笹餅1袋(2個入):150円 ※1人10袋まで
【販売日】 毎週火曜日・土曜日 ※販売できない日もあり
【注文】 斜陽の詩(青森県五所川原市金木町朝日山446-1、0173-52-5221)で注文を受け付けています
一応、桑田ミサオさんは通販もやっていますが、注文が多過ぎて対応できないため、固定客のみとなっているようです。
また、『ホテル青森』のシェフパティシエが作った桑田ミサオさん直伝のささ餅も販売されています。
【住所】 青森県青森市堤町1丁目1-23
【電話】 017-775-4141
【価格】 笹餅1袋(2個入):270円
【販売日】 毎週月曜日または火曜日 ※販売できない日もあり
【予約】 不可
いずれにしても、桑田ミサオさんの笹餅は通販では購入できず、実際に青森県に行って買うしか方法はありません。
桑田ミサオの笹餅のレシピ本
桑田ミサオさんは、材料調達や仕込み、笹の収穫に至るまで、すべて一人でこなしています。
そのため、販売できる数には限りがあり、食べたくても購入できない状況です。
そこで、桑田ミサオさん惜しげもなく笹餅の作り方をレシピ本で紹介しました。
このレシピ本を見て作れば桑田ミサオさんの笹餅をご家庭で食べられますが、かなり大変なので覚悟が必要でしょう。
関連記事
2021年11月27日放送の日本テレビ系列『満天 青空レストラン』の食材は、群...
『らびっとビーチ』は、大手芸能事務所であるワタナベエンターテインメントに所属す...
2017年8月16日放送の『ナカイの窓』は、『バカリズムを知る人SP』です。謎...
2024年5月14日のTBS『マツコの知らない世界』のゲストであるマチャコさん...