自転車保険義務化の都道府県・罰則は?楽天プランの入り方
自転車保険への加入を義務付ける都道府県・地方自治体が増えています。
その地域、罰則、自転車保険への入り方を説明するので、しっかり理解しておきましょう。
自転車保険加入義務化の経緯
自転車保険は、数十年前にはすでに存在していましたが、任意だったため、一部の人だけが入るマイナーな保険でした。
しかも、一度入っても、期限の1年が過ぎたら延長する人はほとんどいなかったのです。
しかし、自転車の危険運転や自転車事故の増加、それに伴う高額賠償が問題となり、自転車保険への加入を義務付ける都道府県・地方自治体が増えています。
気軽に乗れる自転車ですが、事故を起こして、裁判で数百万円、数千万円の損害賠償を命じられた判決もあり、油断はできません。
その際、自転車保険に加入していなければ、加害者は損害賠償を払えなくて困りますが、被害者は損害を受けたのに賠償も受けられずもっと困るのです。
したがって、自転車保険への加入義務は、被害者保護を重視していると言えるでしょう。
自転車保険加入義務の都道府県・地方自治体
自転車保険への加入義務は、各地方地方自治体が条例で定めています。
2019年4月時点において、自転車保険への加入を義務づけている都道府県・地方自治体は、次のとおりです。
仙台市(宮城県)、埼玉県、相模原市(神奈川県)、名古屋市(愛知県)、金沢市(石川県)、滋賀県、京都府、大阪府、兵庫県、鹿児島県
北海道、千葉県、群馬県、東京都、鳥取県、香川県、徳島県、愛媛県、福岡県、熊本県
今後、ますます地域を拡大して行くことは間違いありません。
自転車保険加入義務に違反した場合の罰則・罰金は?
自転車保険の加入義務を課している都道府県・地方自治体で、自転車保険に加入せずに自転車に乗ると、条例違反となります。
しかし、2019年7月時点において、条例違反であるものの、罰則も罰金もありません。
だからと言って、条例違反して良い訳ではありませんし、今後、罰則・罰金になる可能性もあります。
ちなみに、自転車保険の加入が義務化されていない地域にお住まいの方が、加入義務地域に自転車で行った場合は、自転車保険に加入していなければ条例違反となるので気を付けてください。
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コースにより金額は異なりますが、加害事故の場合は被害者に最大1億円まで補償し、自身が交通事故により怪我した場合にも補償を受けられます。
この機会に、自転車保険に加入しましょう。
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