激レアさん!マチュピチュを独占した片山慈英士のプロフィール
2020年12月21日放送のテレビ朝日系列『激レアさんを連れてきた。』のゲストは、新型コロナウイルス感染防止対策に伴う遺跡閉鎖と移動制限によりマチュピチュ観光できない状態が長く続きましたが、結果的にマチュピチュを独り占めできた日本人男性の片山慈英士(カタヤマジェシー)さんです。
マチュピチュは南米ペルーにあるインカ帝国の古代遺跡で、世界遺産に登録されています。
山の上に造られた天空都市の景色は素晴らしく、「一度はマチュピチュに行って絶景を見てみたい!」という方も多いのではないでしょうか?
実際、世界中から多くの観光客がマチュピチュを訪れており、片山慈英士さんも同じく観光でペルーを訪れました。
本来なら、多くの観光客と共にマチュピチュを観光するはずでしたが、新型コロナウイルスの影響によりマチュピチュを独占できたのです。
片山慈英士さんが一人でマチュピチュ観光するに至った経緯に迫ります。
片山慈英士ってどんな人?
片山慈英士さんのプロフィールは、次のとおりです。
【名前】 片山慈英士(かたやまじぇしー)
【生年月日】 1994年?
【出身地】 大阪府生まれ、奈良県育ち
【血液型】 ※非公表
【身長】 ※非公表
【趣味・特技】 ボクシング、海外旅行
【高校】 奈良県立二階堂高等学校卒業
【最終学歴】 大阪商業大学卒業
【職業】 ボクシングトレーナー
片山慈英士さんは、「かたやまじぇしー」という変わった名前をしていますが、これは祖父が南米のトリニダード・トバゴ出身で、片山慈英士さんがクォーターだからです。
奈良県立二階堂高校時代に『奈良ジム』でボクシングを始めると、「インターハイ出場」「国体で全国5位」などの好成績を残し、特待生として大阪商業大学に進学しました。
大学でもボクシングで好成績を収めていた片山慈英士さんですが、大学卒業後は、迷った末にプロボクサーではなく、オーストラリアに移住して働きます。
その際、ボクササイズのトレーナーをしたことで、ボクシング指導者の仕事に興味を持ち、「自分にしか作ることのできないボクシングジムを日本に作る」という夢を持ちました。
近々、自分のボクシングジムをオープンする予定です。
片山慈英士がマチュピチュを独占した経緯
世界一周旅行をしていた片山慈英士さんは、2019年7月に滞在先のオーストラリアを出発し、様々な国を経て、2020年3月15日に27ヶ国目となるペルーに到着しました。
ペルーが世界一周旅行の最後の地で、マチュピチュ遺跡に3月16日に入るチケットを購入し、楽しみにしていたそうです。
しかし、マチュピチュ村に到着した3月15日に、ペルー政府が新型コロナ感染拡大を受けて緊急事態発令を出したため、マチュピチュを観光できなくなってしまいました。
それでも諦めきれない片山慈英士さんは、マチュピチュの観光再開を信じて待つことにします。
邦人のためにチャーター機が用意されましたが、費用が高く、また、そこまで行くことができなかったので断念しました。
そして、宿泊先のオーナーであるマリア・デラパスさんにヨガを教わり、その家族や近所の子供たちにボクシングを教える日々を過ごします。
そんな生活が約7ヶ月間続きましたが、11月に資格試験を受けるために日本に帰国しなければならず、さらに、資金も底を尽きかけ、マチュピチュ遺跡を観光することを諦めることに。
しかし、「マチュピチュにいる最後の観光客」として地元紙で紹介されたことで有名になり、多くのペルー人が政府に働きかけたことで、片山慈英士さんはペルー政府から特別にマチュピチュ観光を許されたのです。
2020年10月10日、片山慈英士さんは、カメラマン2人とマチュピチュの管理責任者とマチュピチュ遺跡に入り、マチュピチュの絶景をほぼ独り占めしました。
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