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ドラゴンラーメンの元店長・石動龍のプロフィール!開店・閉店理由は?


2023年3月13日放送のテレビ朝日系列『激レアさんを連れてきた。』のゲストは、自分を苦しめるためにラーメン屋さんをオープンした石動龍(イシドウリュウ)さんです。

世界的に見て、日本には創業100年以上の老舗企業が多いですが、それは飲食店には当てはまらず、10年以内に9割以上の飲食店が廃業に至ることが分かっています。

その中でもラーメン屋は廃業率が高く、3年以内に6割以上が廃業するそうです。

この厳しい条件の中、石動龍さんは青森県八戸市のあえて人通りが少ない場所にラーメン店をオープンして苦労しながらも行列のできる人気ラーメン屋にしましたが、赤字経営でないにもかかわらずわずか2年1ヶ月でラーメン店を閉店させました。

石動龍さんの素顔と『ドラゴンラーメン』を開店・閉店した理由に迫ります。

石動龍ってどんな人?

石動龍さんのプロフィールは、次のとおりです。

【名前】 石動龍(いしどうりゅう)

【生年月日】 1979年7月26日

【出身地】 青森県八戸市

【居住地】 青森県八戸市

【趣味・特技】 料理、海外旅行、格闘技

【高校】 青森県立八戸高等学校卒業

【最終学歴】 東京都立大学経済学部卒業

【事務所】 『石動総合会計法務事務所』の所長、司法書士、公認会計士、税理士

会計の基本と儲け方はラーメン屋が教えてくれる

石動龍さんは、地元・青森県八戸市の八戸高校卒業後に東京都立大学経済学部に進学し、6年間かかって2004年に大学を卒業して読売新聞社に入社しました。

新聞記者として忙しい日々を過ごしていましたが、長時間労働と取材モラルに疑問を抱いたことで2007年に退職します。

そして、新聞記者の転職先として公認会計士が多いと聞いたことを覚えていて専門学校に通いますが、志が低いこともあり、挫折してわずか3ヶ月で辞めました。

その後、無職生活を続けていたものの、貯金が底をつきかけて、暇そうな会社を探して工業薬品・成型加工品製造販売会社に転職します。

予想通り暇な会社で、仕事をせずに自分のやりたいことができ、勉強して行政書士の資格を取得することもできましたが、「このままじゃだめだ!」と思って28歳で転職することに。

29歳で海運会社に転職しますが、入社直後から業績が下がり始めたため、会社員を辞めるために勉強を始め、独学で2013年に司法書士、2014年に公認会計士の資格を取得し、退職して故郷の青森県八戸市にUターンしました。

帰郷してからは、石動総合会計法務事務所を設立して、司法書士、公認会計士、税理士として活躍中です。

石動龍が人通りがない場所にラーメン屋を開店した理由は?

石動龍さんは、青森県八戸市で石動総合会計法務事務所を立ち上げ、司法書士、公認会計士、税理士として忙しい日々を過ごしています。

そんな石動龍さんが、2020年10月にラーメン店『ドラゴンラーメン』をオープンした場所は、市役所のすぐそばにある『八戸市公会堂』なのですが、一見すると飲食店を経営するのに良さそうな場所であるものの、実際は平日も土日祝日も人通りが少ない最悪な場所なのです。

今までこの場所で開業した飲食店が短期間で廃業していることを知った上で、この場所でラーメン店を開業することにしました。

「なぜラーメン店をオープンしたのか?」「なぜ人通りが少ない場所にラーメン店を開店したのか?」と疑問に思うことでしょう。

その理由は、次のとおりです。

ドラゴンラーメンを開店した理由

  • 顧客である社長さんたちは大金の融資を受けて開業しているのに、自分は低資金で開業していてその気持ちや苦労が分からないので、自分もラーメン店を開業して経験しようとしたから
  • 故郷である青森県八戸市の中心街をもう一度元気にしたかったから

こうして人通りのない場所にオープンしたドラゴンラーメンですが、鶏白湯・煮干し・サバ節・鰹節で出汁を取った濃厚煮干しスープが評判となり、11~14時までの3時間営業にもかかわらず、1日100人以上が訪れる人気ラーメン店となりました。

石動龍が人気ラーメン店『ドラゴンラーメン』を閉店した理由は?

2020年10月、石動龍さんは経営者の気持ちを知るためにあえて人通りがほとんどない八戸市公会堂にドラゴンラーメンをオープンし、人気ラーメン店にすると、コロナ禍の困難な状況も乗り越えました。

しかし、2022年10月、惜しまれつつも、わずか2年1ヶ月で閉店しています。

その理由は、次のとおりです。

ドラゴンラーメンを閉店した理由

  • 原価高騰・光熱費高騰で経営が厳しく、かといって価格を上げると来客数が減ってしまうので価格を上げられない
  • 小規模飲食店なので立場的に弱く、仕入先の言い値で買うしかない
  • 周囲のお店よりも少し給料を高くしましたが、それでも突然辞めてしまう従業員がいて、シフトを組み直すのに苦労した
  • スタッフ募集しても集まらなかった
  • 1日3時間の営業でしたが、トラブルの際に対応しなければならず、本業の石動総合会計法務事務所の仕事に影響を及ぼして心休まらなかった
  • ネットの口コミで不当に酷評されることがあり、運営者に削除依頼しても認められることが少なかった
  • 赤字ではなく月60万円の利益が出ていましたが、苦労の割に稼げなかった
  • より美味しいラーメンにするために必要な研究時間がなかった

これらの理由により、石動龍さんはドラゴンラーメンを廃業しましたが、今後はキッチンカーやイベントへの出店、後継者への引き継など、別の形での復活を目指しています。


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