鉛筆家作家・琴塚吉太朗のプロフィール!5年間毎日動物園で絵を描き続ける
2023年4月17日放送のテレビ朝日系列『激レアさんを連れてきた。』のゲストは、暇すぎて5年間毎日動物園に行き、開園から閉園まで居座って絵を描いている鉛筆家作家の琴塚吉太朗(コトヅカキチタロウ)さんです。
動物園には毎日多くの人が訪れますが、その目的は動物を見ること、写真を撮ることであり、一種類の動物を長時間見続ける人はまずいません。
毎日動物園に行くという人もかなり少ないでしょう。
しかし、琴塚吉太朗さんは、毎日動物園に通って絵を描き続けたことで、毛一本一本まで細かく表現するリアルで躍動的な動物の絵を描けるようになり、鉛筆家作家として成功しました。
鉛筆家作家・琴塚吉太朗さんの素顔と、動物園で動物の絵を描き始めた理由に迫ります。
琴塚吉太朗ってどんな人?
琴塚吉太朗さんのプロフィールは、次のとおりです。
【名前】 琴塚吉太朗(ことづかきちたろう)
【生年月日】 1982年
【出身地】 京都府京都市
【血液型】 ※非公表
【趣味・特技】 動物の絵を描くこと
【高校】 京都府立朱雀高等学校定時制卒業
【職業】 鉛筆家作家
琴塚吉太朗さんの祖父は日本画や版画で有名な故・琴塚英一氏で、生まれる前に亡くなっていたので会うことはできませんでしたが、その影響を無意識に受けたのかも知れません。
2006年、24歳の時に、京都から青森までバイク旅行しながら美術作家の個展を観に行き、その途中、愛知県で芸術大学の展覧会に立ち寄ります。
そして、学生たちが描いた絵を見て感動し、独学で絵を描き始めたのです。
2008年に愛知県長久手に移住して彫刻や芝居を始め、2010年に絵を描き始めると、2011年、2012年連続で、『長久手町文化の家絵画コンクール』の佳作を受賞し、個展を開くまでになりました。
しかし、絵を描くことが辛くなるスランプに陥り、絵を描くことを辞め、2015年には地元・京都に移住することに。
それでも、「やっぱり絵で勝負しよう!」と考え、2017年、35歳の時に京都市動物園に通って動物の絵を描き始め、約3年で鉛筆家作家として成功しました。
琴塚吉太朗が京都市動物園に通って動物の絵を描き始めた理由
琴塚吉太朗さんは、2017年から毎日、京都市動物園に通い、開園から閉園まで動物の絵を描き続けています。
週1回の休園日などを除き、毎日だそうで、年間250~300日ほど京都市動物園に行く生活を5年間続けているそうです。
「なぜ、京都市動物園に毎日行くの?」と疑問に思う人は多いことでしょう。
その理由は、「暇すぎてやることない」「絵を描きたいけど、人間のモデルを頼むお金がなく、静止画だと家にこもってしまう」「動物園なら年間パスをで安く済む」とのこと。
特に動物が好きで始めたことではなかったのですが、毎日動物を観察してその行動や性格などを記録し、絵を描くことを続けているうちに、濃淡の異なる約20本の鉛筆で毛一本一本まで描くことができるようになり、動物のレアな行動も記憶して描けるようになりました。
ご来店ありがとうございます🌸#ミライハウス では、絵描きの琴塚吉太郎さん(@kichitarou_k )新作のトートバッグを入荷いたしました💕
— ミライハウスショップ@京都市動物園東門店 (@miraihouseshop) December 2, 2021
カメのトートバッグ(¥税込¥2500)
キリンのトートバッグ(税込¥3500)
綿密なタッチで描かれた動物画トートを持って、冬の京都巡りなどいかがですか?🤗#京都市動物園 pic.twitter.com/hfMlgGhayU
そして、京都市動物園にも認められると、園内の売店で琴塚吉太朗さんの作品がプリントされたTシャツやトートバッグなどが販売され、今では琴塚吉太朗さん自身が名物となっています。
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