スポーツ大将 VS イッテQの視聴率対決!北野暴流闘くん活躍?
2017年11月12日に復活したのが、テレビ朝日系列『ビートたけしのスポーツ大将』です。
アラフォー、アラフィフの方なら、ほとんどの人が知っている伝説的スポーツバラエティー番組で、放送されていた1990年代前後は小学生を中心に大人気でした。
その番組が、特番を経て復活です。
新たにナインティナインの二人を加え、特番では、2015年3月放送回で11.6%、2016年2月放送回で12.4%と、まずまずの成績を残しましたが、裏番組が『イッテQ』と『大河ドラマ』なので、視聴率獲得は苦労するでしょう。
実際、多くの番組が、『鉄腕ダッシュ』と『イッテQ!』の前に、敗れ、そして、去って行きました。
『ビートたけしのスポーツ大将』も低視聴率が続けば打ち切りが話題になるでしょうが、ビートたけしさん、ナイナイが出演し、東京オリンピックにつなげる番組でもあるため、そう簡単には終われません。
番組の盛り上がりの他、『イッテQ!』にどこまで善戦し、どれだけ視聴率が獲れるかにも注目です。
『ビートたけしのスポーツ大将』の番組内容
『ビートたけしのスポーツ大将』は、第1期が1985年4月16日から約2年続き、第2期が1988年2月10日から約2年続きました。
当時の番組は、たけしさんとたけし軍団が、プロスポーツ選手や芸能人チーム、一般人チームとスポーツ勝負を繰り広げる内容で放送され、かなり人気だったことを今でも覚えています。
たけしさんが、1986年12月にフライデー襲撃事件を起こし、謹慎処分になりましたが、その間も続いたほど人気でした。
結局、第1期はたけしさんが復帰せずに終了したものの、たけしさんの復帰と共に第2期がスタートしています。
ちなみに、このフライデー襲撃事件とは、フライデーの契約記者が、たけしさんの交際相手であった専門学校生の女性に暴力的な取材をし、全治2週間のケガを負わせたため、これに怒ったたけしさんが講談社に乗り込んで暴れ回った事件のことです。
その後、何度か特番が放送され、ナイナイを加えて第3期放送となりました。
今回は、天才キッズの発掘やアスリートとのガチンコ対決など、東京オリンピックを盛り上げる内容になっています。
北野暴流闘くん登場!
『ビートたけしのスポーツ大将』と言えば、実際の一流アスリートを模した人形が登場するのも魅力のひとつです。
過去には、次の人形が登場しました。
- カール君(当時100m世界記録保持者であったカール・ルイス)
- 子カール君(カール君を子供用にした人形)
- ダイナマイトジョンソン君(ソウルオリンピックでドーピング違反を犯したベン・ジョンソン)
- ツヨイナーちゃん(ソウルオリンピックで短距離3冠を達成したフローレンス・ジョイナー)
- トビウオ君(スクリュー付きの水泳用の人形)
- 球道君(ピッチングマシーン)
- 北野暴流闘(現100m世界記録保持者であるウサイン・ボルト)
今までは、法律や倫理も甘く、本人にかなり似せて作ってありました。
しかし、第3期に登場する北野暴流闘(きたの・ぼると)くんは、名前こそ「ぼると」を使っていますが、顔はビートたけしさんになっており、肖像権などを考慮したことがうかがえます。
いずれにしても、モーターで動いており、過去の人形は、本人よりも早い記録を出したこともあるので、脱線しない限りは勝てないでしょう。
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