激レアさん!吉開千代がマサイ族42人を率いて大庭園を造った経緯
2020年9月5日放送のテレビ朝日系列『激レアさんを連れてきた。』のゲストは、マサイ族42人を率いて大庭園を造ったOLの吉開千代(ヨシカイチヨ)さんです。
アフリカのサバンナと言えば、草原地帯にライオンやゾウなど、多くの野生動物が暮らしている風景を思い浮かべることでしょう。
吉開千代さんは、そんな大自然の中に大庭園を造りました。
しかも、足りない労働力を現地のマサイ族を雇うことで解消したのです。
吉開千代さんの素顔とサバンナに大庭園を造るに至った経緯に迫ります。
吉開千代ってどんな人?
吉開千代さんのプロフィールは、次のとおりです。
【名前】 吉開千代(よしかいちよ)
【生年月日】 1967年?
【出身地】 東京都
【趣味】 ラグビー観戦(高校ラグビー好き)
【特技】 園芸
【高校】 ※非公表
【最終学歴】 多摩美術大学立体デザイン科卒業
【職業】 『第一園芸株式会社』の会社員
吉開千代さんは、日本でOL、ケニアでフリーの園芸師、ケニアで会社社長(Chiyo & Co.,Ltd)、そして、現在は日本でOLとして働いている凄い女性です。
吉開千代がマサイ族42人を率いてアフリカ・サバンナに大庭園を造るに至った経緯
母親がぶどう棚を作るくらい園芸好きで、庭で様々な植物を育てていたため、幼い頃からその環境下で育った吉開千代さんも自然と植物に興味を持つようになりました。
成長して多摩美術大学立体デザイン科に進学すると、「公園にモニュメントを作る」という課題が出され、「公園全てを造った方が面白い」と思うようになります。
そこで、東京農工大の聴講生になって、園芸について学んだのです。
大学卒業後は、『株式会社環境デザイン研究所』に入社して都市計画、造園設計に携わりましたが、約1年半後に転機が訪れます。
友人が、ケニアのサバンナのど真ん中にロッジを造ることを計画している日本人から家具のデザインを頼まれ、同時に造園ができる人の紹介もお願いされ、吉開千代さんに声が掛かりました。
吉開千代さんはこの仕事を引き受け、半年間の休職を予定してケニアに庭園の設計をしに行きます。
しかし、現地に行くと、「庭園を造る人がいないので残って欲しい」とお願いされ、ケニアで退職願いを書いて郵送しました。
こうして、ケニアのサバンナのど真ん中に大庭園を造ることになった吉開千代さんですが、実際に造るとなると労働力が足りません。
この問題は、マサイ族を次々に雇い、合計42人雇うことで解消しました。
マサイ族は、植物の知識が豊富でとても役立ちましたが、「根っこを切って持ってくる」「ビニールごと植える」「暇さえあればジャンプする」と、即戦力としてはイマイチです。
吉開千代さんは、どうすればマサイ族が造園の仕事に真面目に取り組んでくれるか考え、彼らの特徴を活かし、42人を3グループに分けて競わせました。
すると、マサイ族のみんながスムーズに働いてくれるようになり、1年後に大庭園が完成したのです。
その後、吉開千代さんはケニアで会社を設立してホテルや大使公邸の庭などを造りましたが、「やり切った」と満足して9年後に帰国し、2000年からは『第一園芸株式会社』のOLとして活躍しています。
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