激レアさん!塩と喋れる『田野屋塩二郎』佐藤京二郎のプロフィール
2020年11月16日放送のテレビ朝日系列『激レアさんを連れてきた。』のゲストは、多分世界でただ1人塩と喋れる佐藤京二郎(サトウキョウジロウ)さんです。
みなさんはご家庭でどんな塩を使用していますか?
大抵は大手食品メーカーが販売している塩を使用していると思いますが、それらの塩は海水を機械でろ過して釜で炊き上げているので、ミネラルが失われ、美味しさも激減しています。
しかし、太陽光と潮風で自然に蒸発させた完全天日塩なら、ミネラルもほとんど失われず、美味しさを保てます。
その完全天日塩ですが、高い所から海水を放水してネットを伝って落ちて行く過程で自然蒸発させるのが一般的ですが、佐藤京二郎さんは、「その過程で養分が失われる!余分なものが加わる」として、その製法すら認めていません。
佐藤京二郎さんは、木箱に入れた海水を1時間から1時間半毎に攪拌し、この作業を3ヶ月間毎日続けて塩を作っているのです。
その結果、佐藤京二郎さんが作った塩は、ミシュラン星付きのシェフや海外の有名料理店からも重宝されています。
塩と会話し、我が子のように育てている佐藤京二郎さんの素顔と経営する会社『田野屋塩二郎』に迫りました。
佐藤京二郎ってどんな人?
佐藤京二郎さんのプロフィールは、次のとおりです。
【名前】 佐藤京二郎(さとうきょうじろう)
【生年月日】 1973年
【出身地】 東京都
【趣味・特技】 サーフィン、スノーボード
【高校】 ※非公表
【最終学歴】 ※非公表
【事務所】 塩職人、『田野屋塩二郎』の代表
佐藤京二郎さんは一番にこだわる性格で、高校・大学とラグビーに励み、高校時代は花園の全国大会に2回出場しました。
そして、大学卒業後は普通のサラリーマンになるのが嫌で、趣味だったサーフィンやスノーボードに関係する仕事をしながら競技を続け、スノーボードでオリンピックを目指します。
しかし、その夢は叶わず、サーフショップの経営を始めました。
お店の経営は順調でしたが、35歳の時に飽きてお店を畳み、日本一になるために次は何をしようか考えます。
その際、趣味がサーフィンで、海が好きということで、塩職人になることを思いついたのです。
日本一の塩職人のもとで教わるために調べた結果、高知県黒潮町で完全天日塩を作っていた吉田猛さんにたどり着き、アポイントメントなしで弟子入り志願しに行きました。
当然、吉田猛さんには相手にされませんでしたが、4回目で土下座して「アパートを借りて来週には黒潮町に引っ越し、住民票も移す」と告げて、渋々ながら弟子入りを許されます。
自らを追い込むために無給を志願し、早朝から夕方まで塩作りを学ぶと、2、3時間寝て工事現場でアルバイトし、帰宅後はすぐに塩作りという生活を続けました。
こうした生活を2年間続けた佐藤京二郎さんは独立を決意し、高知県田野町に貯金4000万円を費やしてビニールハウスを2棟建てます。
ビニールハウス完成時の全財産は10万円だったそうです。
この投資の甲斐あり、『田野屋塩二郎』の塩は高価でも美味しいと評判になり、今ではトリュフ、バラ、アーモンドなどで味や香りを付けたオーダーメイドの塩を提供する人気塩作り職人として活躍しています。
『田野屋塩二郎』の塩の通販
佐藤京二郎さんは、基本的に直接会って会話し、納得しないと塩を売りませんが、次の『田野屋塩二郎』の塩は通販でも購入できます。
ぜひ、その美味しさを味わってください。
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