海洋生物写真家・峯水亮のプロフィールと本
今まであったことのないタイプの #ダンゴイカ の幼体15mm。小さくて種類はわからないけど、とにかく #色素胞 が美しすぎた!#久米島 #やばい美しさ pic.twitter.com/NmQqihKkp6
— Ryo Minemizu (@ryo_minemizu) August 10, 2021
2022年8月21日放送のTBS系列『情熱大陸』は、海洋生物写真家の峯水亮(みねみずりょう)さんです。
スキューバダイビングの資格を取得し、趣味で海に潜っている人は少なからずいるでしょうが、それらの人が目当てにしているのは、海の中の景色や魚など明らかに目に見える物・生物でしょう。
しかし、峯水亮さんは、他の人たちが見向きもしない極小のプランクトンに魅了され、長年に渡りその姿を追い続けています。
一見すると小さなゴミのように見えるプランクトンですが、ライトアップして観察・撮影すると、宝石のように輝いたり、宇宙から来たエイリアンのようで、美しいとのこと。
そんなプランクトンの魅力を発信している峯水亮さんの素顔と出版している本に迫ります。
峯水亮ってどんな人?
峯水亮さんのプロフィールは、次のとおりです。
【名前】 峯水亮(みねみずりょう)
【生年月日】 1970年
【出身地】 大阪府枚方市
【趣味・特技】 スキューバダイビング、海洋生物の写真撮影
【高校】 大阪府内の進学校を中退
【職業】 海洋生物写真家
大阪府枚方市で生まれ育った峯水亮さんは、地元の超進学校に通う優等生でしたが、「趣味だった音楽に専念したい!」「高校に行く意味が分からない」との理由で、周囲の反対を押し切って16歳の時に高校を退学しました。
その後、音楽の街・東京吉祥寺に引っ越して本格的に音楽活動を始めましたが、数年で音楽の才能がないことを悟ります。
そして、19歳の時に静岡県に移住して会社勤めを始めたのですが、この会社で週末に大瀬崎でダイビングガイドをしている上司に出会ったことで、峯水亮さんの人生が大きく変わったのです。
ある日、その上司から体験ダイビングに誘われて初めて海に潜った峯水亮さんは、海の中の美しさに魅了され、「これを仕事にしよう!」と決心します。
すると、スキューバダイビングの資格をダイブマスターまで一気に取得し、上司が経営していた静岡県大瀬崎のお店でガイドとして働き始めました。
お客さんにできるだけ詳しく紹介できるように、仕事の合間にも海に潜り続けた峯水亮さんは、知り合いのお客さんからカメラを譲り受けたことでエビやカニを中心に海洋生物の写真撮影をするようになったのですが、伝手で専門家に質問しても「今までに撮影されたことのない種類です」との回答を受けることが多くなり、「自分がエビとカニの専門書を出版するしかない!」と思います。
これがきっかけで、27歳の時にダイビングガイドの仕事を辞めると、アルバイトしながら海に潜って写真撮影を続け、2000年11月、30歳の時に『海の甲殻類』を出版しました。
この本が高く評価され、峯水亮さんは海洋生物写真家として有名になり、撮影した写真が数々のテレビで使用されるようになったのです。
さらに、次に出版したクラゲの本もヒットし、『日経ナショナルジオグラフィック写真賞2016 グランプリ受賞』『第11回ハムダン国際写真賞 1位受賞』という実績も残しました。
現在は、夜の海中にライトを設置してプランクトンなどを集めて観察する『ブラックウォーターダイブ(Black Water Dive)』というイベントも開催しています。
海洋生物写真家・峯水亮の本
峯水亮さんが出版している海洋生物の本をいくつか紹介します。
本当にきれいで、峯水亮さんがプランクトンに魅了される理由が分かります。
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